第35回:新たな聖地への道。

藤沢開発室、通称F-LABOで開発に勤しむクリムゾン真鍋、チョモランマ桐、そして新メンバーのディンガ猫又。GWの集中開発期間の進行が思いの他良くご機嫌なクリムゾン真鍋。そんなときにある人から連絡が。

チリチリチリ、ピポピポピポ

じぇ:マスター、メールが来てます。エコール老人会の方からですね。

真鍋:おお、エコール老人会というと、ERを開催しているデスクリムゾンのファン、つまりクリムゾナーの人たちだな。

じぇ:もう長い間、クリムゾナーをやってられるのですか、その人達は。

真鍋:そうだな、2000年頃には推定10万人くらいいたと思うクリムゾナーだが、その後、徐々に高齢化がすすんできて、それまで大学生だった人たちも今では50歳前後、月日が立つのは早いね。

じぇ:そうですね、デスクリムゾンが発売されてからもうすぐ30年、二十歳の人が50才になるのも計算が合いますね。

真鍋:いまから思えば、ギズモのブランドからコックスバックスをリリースしたのが一つの大きな転機になったと思う。なかなか良い出来栄えで私は気に入っているんだが、COX-BAXを発売したことで、クリムゾナーの数が半分になった気がする。

Cox-Baxとは、エコール真鍋がギズモ、ブランドで発売した、ハッテン場探索ゲームである「出典:近代芸無辞典より」

じぇ:ハッテン場探索ゲームって、ぶっ飛びすぎて引きますよね、ふつーの人は。

真鍋:その自由度が、エコールをエコール足らしめている部分ではあるがね。

じぇ:クリムゾナーの人は、コンバット越前を巡ってダニーとグレッグが恋愛感情を炸裂させて三角関係で悩むみたいたのを期待していたのですか。

真鍋:今となってはみんながどんな期待をしていたのか謎だが、たぶん越前康介とダニーの恋愛ものは期待されてなかったと思う。

じぇ:少しだけコックスバックスプレイしましたが、主役のゲンジがストリートミュージシャンとして放浪しながら成長するという話はどうやって考えたんですか。

真鍋:ストーリー自体はゲイで作家をやっている人に数人連絡をとって書いてもらったけど、日本を放浪しながら旅をするというのは、私の経験がベースに生きている。

じぇ:マスターは、ゲイなのですか、それは初耳ですが。

真鍋:残念ながら私自体はゲイではない、いわゆるノンケだ。大学院時代に自分探しのたびに出るため2ヶ月間大学院を休んでヨーロッパを放浪したことがある。ロンドンから南ヨーロッパ、ギリシャまで、2ヶ月かけてゆっくりとバックパッカーとして放浪の旅にでた。その後のエコールの変遷をみると、その時の旅が原点になっている気がする。

じぇ:事務所も数年ごとに変わり、自宅も3年毎に引っ越しするという、アレですね。

真鍋:そうね、同じ場所に長く滞在せず、いつも変化し続けることで新たな表現の技法を探していく、作品自体が私の人生、このような流れを作ったのが2ヶ月間のヨーロッパ放浪旅行だったね。

じぇ:マスターはその旅行以来、ずっと旅しているんですね、今も…。

真鍋:そんな感じだ。人格の核心に触れる話をしたから、少し疲れた。いつものココ茶をくれないか。

じぇ:イエッサー。はい、どうぞ…

真鍋:ずずず、お茶が美味い。

じぇ:だいぶマスターはお疲れですよね。

真鍋:疲れているが、単にそれだけだ。開発室の引っ越しを1週間かけてやったからそれが多少ダメージになっているだけだ。それに先週は周防パトラちゃんが、我がエコールを訪問してくれたのでかなり元気になった。

じぇ:ちょうど私がココ茶の新茶がでたから静岡に調達に行っているときですね。パトラちゃんてどんな人でした。

周防パトラとは、登録100万人を誇る人気VTuberである。最近ハニーストラップから単独での活動に移行。パトラチャンネルが活動の中心である。「出典:近代芸無辞典より」

真鍋:パトラちゃんはVtuberだから、実態は存在しないんだ。一種の幽体みたいな存在、いわゆるドッペルゲンガーだね。人間の形はしていたがそれはあくまで仮りそめの姿。

じぇ:なかの人に興味がありますが…。

真鍋:だめだめ、Vtuberの中の人については話するのは、獣神サンダー・ライガーの中の人が山田恵一っていうくらい野暮なことだ。ただ、パトラちゃんの中の人が素晴らしく素敵な人だったことは間違いないな。

じぇ:で、パトラちゃんはいったいなんの用事でクリムゾン真鍋に会いに来たのですか。デスクリムゾンのプレイ動画をアップしているからクリアするのに苦労して、その苦情を言いに来たとか。

真鍋:それも外れている。ただ、パトラちゃんがエコールに来てくれたこと、2時間に渡って私と楽しく話をしたことは事実だ。それ以上のことは私から言うわけにはいかない、いまはそれだけだ。

パトラちゃん来訪についてはここに少しだけ情報があります。「出典:近代芸無辞典より」

じぇ:わかりました、それはそうとマスター、エコール老人会の方からの連絡の件、忘れていませんか。

真鍋:そうだった、コンバット老人からのメールの件だね。どれどれ、読んでみると…。

老人:去年の秋に開催したエコール老人会、ER2023のときに決まった、2024年のGWあたりに猿島にいくという話はその後どうなりましたか…。

真鍋:そうだそうだ、そろそろ去年約束した2024年のイベントの時期だった。大船や大塚への放浪の旅と、F-LABO開設のゴタゴタで時間の感覚がなくなっていたが、もうGWに突入している。

じぇ:だめじゃないですか、いつもの納期遅れですね。

真鍋:私は、GW頃にイベントを開催すると言ったが、GWに開催すると言った覚えはない。元大阪知事の、横山ノック氏が議会で追求されて発した迷台詞、「私は庶民派と言った覚えはあるが、庶民と言ったことはない」これと同じ流れだな。

じぇ:横山ノックさんて、たしかセクハラで糾弾されて知事を辞めた人ですね。その人とマスターは同じ芸風なんですか…。

真鍋:いちいち説明するのになんか疲れた、ココ茶をもう一杯くれないか。

じぇ:イエッサー。

真鍋:GW頃のイベントについては、コンバット老人との間で重力場を利用した特殊通信回路を使ってすでに相談済だ。いわゆる以心伝心という技法だね。

じぇ:さすがコンバット老人さん。変人代表であるクリムゾン真鍋のファンを30年近くやるだけの人は違いますね。

真鍋:そうだね、コンバット老人はドリームキャスト版デスクリムゾン2を10セット買ってくれたからな、ありがたいことだ。

じぇ:マスターはいろんな人に支えられて、ゲーム業界で居場所があるんですね。

真鍋:そうそう、30年も業界にいられたのはファンのおかげだ、そのためにも、今回の猿島ツアーは成功させねばならん。イベント名は「旅するニンジャクリムゾン2024」にしよう。TNC2024でどうだ。

じぇ:TGS、東京ゲームショウみたいでいいですね。

東京ゲームショウはゲーム業界関係者のあこがれの場所である。ここに自分の作品が出展されることが第一番目の大きなハードルと言われている。「出典:近代芸無辞典より」

真鍋:コロナで縮小されていたTGSもまた元の規模に戻ったし、その流れに乗ったイベントとして、TNC2024というのはなかなか良いな。

じぇ:ニンジャクリムゾンの旗も作りましょう。待ち合わせには旗が必要ですよね。

真鍋:そうだそうだ、団体旅行だもんな。

じぇ:うまく、繋がりましたね。ということで、TNC2024の概要発表しましょう。

■イベント名:「旅するニンジャクリムゾン」TNC2024

■開催日:2024年6月1日土曜日

■集合:朝10時に京急横須賀中央駅のバーガーキング

■住所:〒238-0007 神奈川県横須賀市若松町1丁目1
※店内で待ち合わせ、店の前で待ち合わせ、いずれもOK。

■目印:ニンジャクリムゾンの旗。

■行動予定:集合:10時頃 横須賀中央駅→猿島→どぶ板通り散策→駅前で宴会 解散:17時頃。

■参加費:行く先々で必要な猿島への船代、海軍カレー代など各自実費負担、宴会代は割り勘。

■テーマ:西の聖地友ヶ島に加えて、猿島を東の聖地にすること。

■やること:猿島で動画素材を撮影。ドブ板通りで海軍カレーを食べる。

■参加表明:当日集合場所にくれば参加OK。Xにて当日の行動は実況します。Xへのリツイートで参加表明してくれるとなお確実。

■予想参加人数:15人くらい。初心者の方も歓迎デス。

■途中参加、途中離団OK、現在の位置はツイッターで随時書き込みます。ツイッターのフォローよろしく。
https://twitter.com/ecolemanabe

真鍋:集合場所は横須賀中央のバーガーキングにしよう、店の中でも店の前でもOKということで。

じぇ:最近マスターはバーガーキング好きですね。マスターは昔マクドナルドでバイトしていたのに…いいんですか、そんなんで。

真鍋:いいんだよ、人の気持は月日とともに変わるものだ。

じぇ:そんなものなんですね、私も気をつけよう。

TNC2024が決まってよかったよかった、久しぶりの本格的旅行イベント、嬉しいな。

おめでとう、TNC2024。

激動の4月だったが、なんとかイベントも決まり、ますますモチベーションもあがるクリムゾン真鍋。参加予定のチョモランマ桐とディンガ猫又は無事に集合場所に現れるのか。ドブ板通りでクリムゾン真鍋はなにを語るのか。TNC2024への多数の方のご参加、お待ちしています。