第3回:プログラマーをどうする!

真鍋:ゲーム作ろうとするのはいいけど、プログラマーをどうしますか?

板垣:クリムゾン真鍋がやればいいんじゃないの。

真鍋:Unityのプログラムはそんなに難しくないと言われているから、まあできないことはないと思いますが…。で、ストーリーは誰が考えるんでしたっけ?

板垣:そりゃ、クリムゾン真鍋だろ、俺はストーリーを作る気はない、本業はゲームシステムのデザインだ。

真鍋:わかりました。これまでもストーリーはやってきたからなんとかなるでしょう。で、グラフィックはどうしますか、これはニンジャ板垣の担当ということでいいですか?

板垣:俺様にとってグラフィックはもっとも得意とするところだ、心配には及ばん。凄い助っ人を呼び寄せるつもりだから問題ない。

真鍋:なにか、具体的に手立ては考えてるんですか。問題先送りはいつか地獄をみますよ。

板垣:いいんだよ、その分ゲームシステムは凄いの考えるから、それ以外のパートはクリムゾン真鍋、よろしく!

真鍋:(むむむ、相変わらず強引な展開、予想していたとは言え、酔っぱらいと仕事をするとこうなるという典型的なケースだ。)

真鍋:まあ、仕方ありません、グラフィックは当面じぇーんに考えさせるとして、ストーリーは私がやるとして、プログラマーを探してくればこの件は一件落着ということで。

板垣:プログラマーを探すことについては、ひとつアイディアがあるんだが…。

真鍋:なんですか?知り合いの香港人に頼むとかですか?そりゃダメです。知り合いのロシア人もダメですよ、これは先に言っておきますが、THQの残党の人もダメです。

板垣:残念だが、今回はそうではない。実はインドの知り合いに、ダイバダッタと会話ができる人がいて、以前その知り合いを通じて人探しをしてもらったことがある。こういう話は、ダイバダッタに聞くのが一番だと思う。

真鍋:ダイバダッタって、虹色仮面みたいなのが、インドの山奥で修行しているときにその教えを理解したという、あのダイバダッタですよね。仕方がない、じゃあさっそくインドに行ってダイバダッタに聞いてみましょう。じぇーん、バンガロール行きのチケット取っといてね。

ダイバダッタとは、釈迦の弟子の一人である。実写ヒーロー番組、レインボーマンの主題歌に、「インドの山奥で修行して、ダイバダッタの魂宿し」という一節がある。「出典:近代芸無辞典より」

じぇ:わかりました、エア・インディアでとっておきます。よく墜落するそうですが、安いから仕方ないですね。

真鍋:そうと決まったら、さっそくインドにしゅっぱ~つ。

頑張れ、プレジデント真鍋、じゃなかった、クリムゾン真鍋、応援してるから。

あれ、ニンジャ板垣も一緒にいくんじゃないの?いつの間に私が一人で行く話になったんだろ。

板垣:一緒に行きたいのは山々だが、私は飛行機が嫌いだ。以前乗ったときにもひどい目にあったから、飛行機には乗らない主義だ。

いつの間にか、一人でインドの山にこもってダイバダッタに会うための修行をすることになったクリムゾン真鍋。果たして無事にバンガロールにたどり着けるのでしょうか。

次回に続く…